こんにちは。
先日は県大会出場の報告をさせていただきましたが、試合当日まであと2日です。出来ることは限られていますので、べストな状態で戦えるように心掛けたいと思っています。
さて、私が赴任して11年目を迎えました。最初のチームはとても力のあるチームでした。新人県大会では30点差で1回戦を勝ち、第1シードの浦和西高校と第3クォーターまで3点差の好ゲームをしました。続く春の県大会では、浦和南高校と対戦し、最大18点差をつけリードする展開でしたが、西部支部選抜に選ばれたエースが鼻血を出しチームが浮足立つと、早打ちやアウトナンバーを落とし続ける展開が続き、最終的には6点差で負けてしまいました。その浦和南高校は春夏と県大会ベスト8まで勝ち進み、その実力を存分に出し切っていました。一方、負けた本校は大会直後から生徒同士のトラブルが続き、インターハイ予選では県大会出場決定戦で所沢高校に1点差で敗れてしまうことになりました。この試合のことは今でもよく覚えています。
ベスト8に手がかかり、実力のあるチームでも崩れるのは一瞬で、やはり大切なことは「心」だと感じます。
その後は県大会の決定戦まで進むものの、力負けする試合が続いていました。次に県大会が見えたのは今から4年前、とある強豪中学校出身のキャプテンの代でした。正確な数字ではないですが私のイメージでは、PGを務めながら、20得点、20リバウンド、15アシスト、10スティール、それくらいすごい選手でした。2対1で攻められていても、7割くらいマイボールにしてしまうような選手は見たことありません。この選手も西部支部選抜にも選ばれ、活躍をしてくれました。最後の大会では県大会ベスト16の川越南高校に5点差で敗れてしまいました。
バスケット経験のないセンターが試合に出ていたり、中学校の時に勝ったことのない選手もいるなか、よく戦ってくれました。このチームは10年前とは真逆で、キャプテンの執念と引っ張る力がみんなをまとめ、チームとしてよく戦った代でした。人数が少なくても心があれば、成長できると感じさせてくれました。
その後も、途中でやめる選手はほとんどいなくても、毎年各代の人数は4人、5人、3人、3人、3人と苦しい数年が続きました。大会での結果は少しずつ下降し、公式戦で1つ勝つことも難しかったです。それでもいつの代もよく練習を頑張ってくれました。厳しく接することも当然ありますが、選手には感謝です。
転機となったのは昨年の代でした。怪我に泣かされた代でもありました(3人のうち2人が前十字靭帯を切ってしまいました。もう1人は慢性的な股関節痛。)。少ない人数でも一生懸命明るく付いてきてくれた代、そしてその代とともに今の高3の代が精一杯頑張る練習をしてくれました。その練習を見学に来て早くから「秋草でバスケをやる」と選んでくれた3人がいて、さらに入学後に6人の選手が加わりました。そして今年は7人の選手が加わり、19人という大所帯に変わることが出来ました。
「いい選手がたくさん入った」とたくさん言われてきたので、新チームではなく、少ない人数で頑張ってきたこのタイミングで県大会に出られたことが本当に嬉しいです。昨年の代が良い練習をしてきたからこそ今があり、今の代が頑張る姿勢を引き継いだからこそ今回の結果がある。
現在3年生3人、2年生9人、1年生7人です。昨年から人数が変わり、できる練習メニューも変化し、大きく成長することが出来ました。女子校大会で準優勝、年末研修大会で上位リーグ進出、関東予選で県大会の決定戦まで進み、インターハイ予選で県大会を決めるという、一歩一歩階段を上がってきました。更なる一歩を踏み出していきたいと思います。
「有志竟成」
志をもって取り組めば、そのことはいつか成し遂げられる!!
この10年を誇りに、これからも精一杯頑張ります。
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