1988年7月20日発行
20年以上前の父母会誌に載っていた学園長の言葉の一部です。
皆様に紹介いたします。
私はこれを読んで、自分自身が
子どもたちにしっかりと言葉(こえ)かけをしてきただろうか。
と自問自答しました。
いつの世にも通じる言葉だと思います。
1988年7月20日
〔時には特効薬を〕
子どもの成長というものは、目に見えぬ形で絶えずその伸長が成されているわけですが、時には思いもよらぬことで予想もできないほどの発想の良さを示したり、あまりにも立派な行動で意思表示をされることもあります。
そんな時こそ、これを見過ごすことなく、大いに賞讃の、あるいは激励の言葉を贈り、ご父母揃ってはもちろんのこと、ご家族あげて喜びのムードを盛り上げて頂きたいのであります。
農作物は肥料(こえかけ)で育ち、人は言葉(こえ)かけで育つ、などといつも考えておりますが、この効果は意外に大きなものであります。
「まだやらないの」「どうしてそんなに下手なの」などの言葉かけよりも、「あらもうやってるの」とか「お母さんの若い時よりずっと上手じゃないの」の方が、子どもでなくとも、はるかに耳ざわりが良いのではないでしょうか。
教育は、一朝一夕に成るものではありません。
周囲の大人の「言葉かけ」ひとつで、子どもの人格に大きな影響を与えることの重大さを考えて頂きたいと存じます。
伸びよ若竹すくすくと
との想いをこめて記させて頂きました。ご父母、ご家族皆様のご健勝をお祈りしております。
( ̄▽ ̄)
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